2011年4月4日22時16分


警察庁によると、4日午後8時現在の死者数は12都道県で1万2259人に上った。行方不明は6県で1万5315人。負傷者は18都道県で2858人。

確認されている死者数は宮城7481人、岩手3592人、福島1126人、茨城22人、千葉17人、東京7人、栃木と神奈川で各4人、青森3人、北海道、山形、群馬で各1人。

行方不明となっているのは宮城6387人、岩手4444人、福島4480人、千葉2人、青森、茨城各1人。

建物被害は全壊4万5684戸、全半焼148戸など。道路損壊は2126カ所に上る。

岩手、宮城、福島の3県で見つかった遺体のうち、身元が確認されたのは1万31体。遺族らに引き渡されたのは1万146体。







積算放射線量「浪江、数週間で退避基準超えも」 安全委

2011年4月4日22時11分


原子力安全委員会は4日、福島県浪江町で放射線量の積算値が高まっていることについて、定例の記者会見で「現状レベルの放出が続けば、あと数週間のうちに退避区域となる基準を超える可能性がある」と指摘。その場合、政府に退避区域にすることを助言するとした。

屋内退避区域の基準は、住民が受ける放射線量が1万マイクロシーベルトを超えた場合。文部科学省の調査では、先月23日から今月3日までの放射線量の積算値が、屋内退避の30キロ圏をわずかに超える浪江町の観測点で1万340マイクロシーベルトとなった。この積算値は屋外に24時間いたときの値。住民が受ける放射線量は、この6割として計算され、現状では6千マイクロシーベルト程度となる。

原子力安全委は「現時点では屋内退避地域を変更するものではない」と判断。「放射性物質の放出が止まれば基準に達しないが、原子炉が安定しなければ、あと数週間で超える可能性がある」とした。推移を注視していく。


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