![](http://file.bugsm.co.kr/nbugs/event/album/no20101126I/img_01.jpg)
SAIL Music
JOSTAR
SPCD-0182
Release Date : 2010/11/26
01 Thank You... (Intro)
02 Only You (Suit Ver.)
03 Everyday Christmas
JSM Plan
2010/12/10
![](http://tu.coolhc.cn/attachment/Mon_1012/4_10017_406a25183b4b8e2.jpg)
04 Only You (Sweet Ver.)
05 Say Anything (For Maria)
自らの名を冠したと思われるJOSTARからの4曲(5トラック)入りシングルは自身を祝福するかのような自作のXmas&讃歌(=自画自讃)満載…と思いきや、イントロはクラブ系なループで複雑な予感を抱きつつ、やっぱり王道バラードじゃんと思ったところで、不協和な弦+ブラス・アレンジと打ち込みが…。期待通り結婚行進曲をパラフレーズしてくれてはいるが、かなりいびつな音響でのソンモ・ワールドを展開してくれる。{2}はクリスマス・ソングということよりもジャズ(ビッグ・バンド系スイング)なところが話題かも。しかもel-bが往年のジャコよろしく、ランニングからはみ出て勝手にソロを取るなど、本人が作曲か作詞でイントロ以外の全曲に関わっている本作での共同制作者(OPRO)の音楽的懐はかなり深そうである。通常であれば、マスタリング段階で「うーん、もっかい録り直したほうがいいんじゃないの?」的な仕上がりのトラックを確信犯的に(←本来の意味で?)放り込んでおり、本人のなにものにも侵されることなくクールさを保ったままヴォーカルをより際だたせるコンポジションとなっている。シン・スンフン+Clazziquai(スンフン20周年)でのコラボ(実際には直接共演ではなくリスペクト企画なのだが)が大きな成果を上げていたのと同心円上(どっちが外側かはわからないが)にあるとも感じられる、ソンモの(音色上の)エレクトロニカ趣味が非常に面白く滲み出ている作品として、後世から見た場合にターニング・ポイントとなるのか、ただの異色作扱いになるのかも、彼の新生活と合わせて温かく見守りたいところである。
全站熱搜